漢(おとこ)猫、ゾンビ
結婚する前は、まみ〜(母)とふたりで、横浜のお山の上に住んでいた。
緑…というよりは藪がいっぱいある、曲がりくねった住宅街には
車通りも少なく、まさに野良猫天国♪
もちろんすべてのにゃんこのお世話はできないけど、何匹か仲良しに
なった外猫ちゃんもいた。
そんな実家にいたある日。玄関の前に仔猫が行き倒れていた…。
ものすごく細くてぺちゃんこだったので、死んじゃってるのかと思い、
近くでつんつんしたら、生き返って(笑)カリポリを喰ってたので
「ゾンビ」って命名して、よくごはんをあげていた。
ゾンビはオス猫だけど、とっても気が弱くて、
いつもパパ猫ジャックのうしろで、おどおどしてた。
ゴハンをあげても、妹の「みゅ〜」に、ほとんどとられちゃうし、
なんだか情けないも〜どいっぱいで、まさに「ゾンビ」ってカンジだったの。
結婚してからは、実家には月に1〜2回しか行けず、ゴハンをもらいに来る
野良にゃんのメンバーもすっかり変わって、ちょりっと寂しい気分。
そしてきょう、まみ〜の一週間ぶりの退院で、久しぶりに実家へ行ったら、
雨宿りもかねて、野良にゃんが大集合していた♪
おなかがすいて、にゃごにゃご言ってる、新メンバーのうしろで
じっと、プランターにはえている、しぶい野良にゃんが…。
中年太りで顔や身体には、ケンカの傷がたくさんある、
漢(おとこ)くさい猫が、まるで風林火山のように、目を閉じて動かない。
まやの気配を感じて、目を開けて一言…
「にゃん」
おお☆ この声、この甘え方は、まさにあの情けなかったゾンビではないですか!?
他のにゃんこも、おっさんゾンビには一目置いているみたいで
ゴハンをあげても、我先に堂々と食されている…。
おおお…立派に、なられて〜(T△T)
っていうか、すっかり「オッサン」に、なっちゃってぇぇぇぇ〜(わは☆)
1年ぶりくらいに逢えたので、とってもうれしかったよん♪
また、まやもたまに実家に顔を出すので、ゾンビも顔を出してくれ!(^0^
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