おひげがこげるち☆

お仕事部屋にいると、うしこお嬢様は「DeLonghiオイルヒーター」の前のおざぶとんに鎮座しています。
あまりに至近距離なので、おひげの先がちりちりとこげています(--;;
あなたのネコがわかる本―飼い主のためのネコの動物行動学(1993、ブルース・フォーグル著、ダイヤモンド社)には、こんな記述がありました。
ネコは暑いのが大好きだ。私たちなら耐えられないと思うような温度でも、平気である。人間は肌の温度が44℃になると不快に感じるが、ネコは肌の温度が52℃になるまで暑いとは感じない。
昔に一緒に住んでいた、オス猫のゴロちゃんは暑いのが苦手だったので、個体差はあると思うけど、たしかにヒーターにあたってるうしこタンは、「使い捨てカイロ」くらいほかほかだったり…♪
ネコは、まわりの状況を察知するために、よく発達した触覚を使う。もっとも敏感に触覚を感知しているのはヒゲだ。ヒゲの先端は、体の幅以上にまで伸びていて、猫が、いろんな場所を歩きまわる時に役立っている。たとえば、狭い隙間をすり抜けるとき、ヒゲの先が触るかどうかで通れるか通れないかを判断する。体にある他の触覚感知器は、圧力や感触に敏感で、なでられたときに反応したり、足の下の状況を判断したりする。また、体のあらゆるところには、暖かさや冷たさに関する感知器がある。ネコが火や暖房機具の暖かさを好むのは、北アフリカの祖先からもらった感覚なのかもしれない。
そんなに敏感な感知器なおヒゲを、ちりちりと焦がして、なぜに平然としているのかぴら??
エジプトが起源といわれている「イエネコ」。
わたしたちヒトも「アフリカ単一起源説」が有力なので、にゃんこに親近感を感じてしまうのは、何か関係があるのかもしれないなぁ…。(なんちて)
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コメント
うちで昔飼っていた麻里ちょんは、ごみを燃やす・・・何だっけかとりあえず田舎にある何でもかんでも燃やしてしまう(ごみとかわらとか)・・・ものの煙突のてっぺんにいるのが好きで(見下されているのか人間?!)いぶされて自慢の灰色ふわふわの毛が、なななんと、茶色になってしまったのです(TOT)いくらエジプトと起源でも鈍すぎる~
投稿: あおう | 2005.01.12 12:49
あおうさん、コメントありがとうございます〜♪
しかし麻里ちょんってば、すごすぎる〜(><)
自慢の灰色ふわふわの毛が、茶色になるまで、いぶされるなんてっっ☆
けむくなかったんでしょうか??(^^
投稿: まや | 2005.01.12 14:04
「猫の焦げる季節」
早坂類/日経新聞2005年11月26日夕刊<プロムナード>
内容を抜粋すると
>冬原稿を書くとき、電気ストーブを机の足元に置く。
>猫三匹がいつのまにか背中をストーブに向けて大集合。
>焦げくさくなって気づく。そこでハサミで焦げを切ってやる。
>猫は熱さに鈍感なのだろうか?
>わたしにはぜんぜんわからない。
私も解りませんでしたが、まやさんのこのエントリーを読んで納得しました。
エッセイは家出した雄猫が洗面台の横の窓から忍び込んで餌を食べるらしいことに気づき、窓を開けたままにし、寒くなって洗面台の口洗液が白濁し…
とほのぼのと続きます。
私はこのエッセイが気に入ってスクラップしたのでした。
googleで検索すると上記エッセイを読んだ感想が3件、エッセイに関係なくストーブで猫が焦げると書いてあるブログが2件ヒットしました。今年も冬になると日本のどこかで猫の焦げるにおいがするのでしょうか。
投稿: e.t. | 2006.09.22 19:26
e.t.さま、コメントありがとうございます。
ステキなエッセイのご紹介、ありがとうございました。
もうすぐストーブの季節ですよね〜。
うちに以前いたオスネコも、背を向けてストーブにあたっていて、よく背中がこげくさいニオイがしました(^^;
ネコがストーブにあたってる姿を見ていると、なんだかほのぼの気分になって、心まで暖かくなってしまいます(^^
投稿: まや | 2006.10.11 16:07