猫の不思議な世界〜その2
きょうは横浜市西区役所、食品衛生課主催の「猫の不思議な世界〜その2」に参加しました♪
講師は、たくさんの猫関連の著書で知られている、加藤由子せんせい。
動物行動学における猫の理解や、完全室内飼いに対するお話はとても興味深いものでした。
いろいろなお話をしてくださったのですが、得に印象に残ったお話を記しておきます。
加藤せんせいは、ボランティア等でネパールにいかれることがあったそうですが、ネパールの猫ちゃんはとてもおとなしくて、狂犬病の注射に飼い主に静かにだっこされてくるそうです。
日本のにゃんこだったら、静かにだっこされてくるなんて、信じがたいですよね!
うちのうしこお嬢様だったら、んもぉ〜☆大暴れですよ! きっと。
それでは、なぜネパールの猫はおとなしいコが多いのか。
ネパールでは野良犬が多くて、のらにゃんがとてもキケンなので猫はほとんど完全室内飼いだそうです。
そんな環境では、行動的でお外に出たがる性格のコはとても飼いにくく、人間により静かな性質のコが選択されてきたという説があるそうです。
ある意味、ヒトがイエネコの遺伝子操作をしたと考えることもできるかも。
そして、世界の地域により、猫の性質はちがうみたい。
性格ではないけど、日本ではしっぽが短いコが多いのも、ある意味(江戸時代の)日本人に、しっぽの短いコが選択され続けてきた結果ですよね。
そもそもイエネコという種は、古代エジプトでリビアヤマネコから家畜として進化し、現在の種として定着していますが、ヒトとの関わりがなければ、今のイエネコはいないかもしれないし、もしヒトが絶滅してしまったら、イエネコの種としての存続も危機にさらされるかもしれません。
わたしは街を自由に闊歩する野良猫が大好きで、人間ごときが猫さまが関与していいモノか、ものすご〜く疑問に思っていたのですが、野良猫が街で生き続けるためにも、あたしたちヒトが関与すべきなのかも…、なんて考えるようになりました。
もちろんこんな考えは傲慢かもしれないけど、猫ちゃんのために自分が何ができるか、少しずつ考えていけたらいいなぁ。
そんなワケもあり、地域猫活動に参加しているあたし。
募金箱のデザインを納品してまいりました〜♪
そして10/30に行われる「西区民まつり」に出展する「地域猫活動」のチラシの原稿もいただいてまいりました〜♪
これから展示物も制作しなくちゃで、いろいろと忙しくなる予感。
とりあえず、地域猫活動のイラストとデザインがんばりま〜すvvVV
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