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2007.05.26

臨床心理学実習B:バウムテスト

放送大学のスクーリング「臨床心理学実習B」を受講しました♪

まずは臨床心理学のためのキーワードをお勉強。
フロイトの「構造論」、「局所論」は、「こころ」を図式したモデルで、とってもおもちろいっ!
そしてフロイトの発達段階説を発展させた「エリクソンの発達過程」の講義。
思春期に「自我と超自我」が葛藤するモデルを図に表すと、自分の経験も思い出してとってもわかりやすかったり。
自己理解実習で生活史・家族図の作成、心理テストKMI(健康調査票)の実習、そして臨床的な事例からのグループディスカッション。
事例とはいえ、カウンセリングのむずかしさを体験しちゃいましたお〜☆
セラピストさんって、大変すぎっっ!

そして、待ちに待った「描画テスト」の実習〜!
「言葉」に現せない「深層心理」をイメージ化するすることで、心の解放を促すアートセラピー(芸術療法)は、臨床心理学ではアニマルセラピーと並んで興味のある分野だったり〜♪

アートセラピーで大切なことは「気軽に楽しむ」こと!
イラストのお仕事などは、プレッシャーの中でベストを尽くして絵にとりくむ作業だけど、アートセラピーはとにかく「上手い下手は気にせず」本能のおもむくまま描くっ(笑)。

まずはA4の画用紙、2Bの鉛筆、消しゴムを準備。

学生はふたり組になって、自分以外の人に黒いマジックで紙のはじから約5mmくらいのところに、しっかりをワクを描いてもらいます。

この紙に木を1本描いてください。紙はたてでもヨコでもかまいません。
上手下手は関係ありません。できるだけていねいに、もういい、というまで描いてください。消しゴムを使ってもかまいません。

1枚が済んだら、2枚目に行きましょう。
もう1枚、木を描いてください。

3枚目は、「こんな木があったらいいな」と思う木をイメージして描いてください。現実的でも空想でもかまいません。

講義室で各1枚約10分くらいで、こんな木になりましたぁ〜(^0^)/

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左から1枚目、2枚目、3枚目。↑↑↑クリック☆で、拡大にゃん↑↑↑

 1枚目
お花の咲いてる木の上には、小鳥さんが遊んでいます♪
ネコタンが下でよだれをたらしています。
お花の咲いた草むらでは、うさぎさんがどきどきしながらひっそりと見つめています。

 2枚目
海辺の砂浜に実のついたやしの木が。
砂浜ではわんこが海をながめています。
足元には落ちて割れたやしの実、歩いているヤドカリ…。
海ではイルカさんがとんでます♪ 遠くに船も見えます。
太陽がさんさんとふろそそぐ青空には入道雲が…。
空には海鳥さんが飛んでいます。

 3枚目 こんな木があったらいいな
ネコ科のなる木(笑)。
イメージはサバンナなんだけど、サバンナの植生ってよくわからなかったり…(汗)。
木の上では、たくさんのネコたん?ヒョウの子供?が楽しく遊んでいます。
熱いサバンナでネコたんが日陰で涼めるよう、適度に生い茂る葉。
地面にはイネ科の植物がたくさんはえてて、草食動物が食べています。
キリンさんも歩いています。
遠くの地平線には、何か他の種(ヌーかな?)の草食動物の群れが…。

3枚描き終わって、先生のコメントは「2枚目は少し描き慣れたから楽しく、そして3枚目はつらかったでしょう」とのことでした。
しかし、個人的にはたしかに2枚目からは描き慣れてきた感覚はあったけど、3枚目もぜんぜんつらくなかったかもぉ(^^
もしもう1枚描けと言われたら、「ネコヤナギがたれさがる夜の川のほとりで、川の向こうの花火を見るネコたち。たぶんコウモリも飛んているぅ☆」を描こうと思ってたくらい♪
もし11月〜12月中旬くらいの時期だったら、「大きなモミの木の下でねんねする仔猫たち…。小雪が舞い降りる夜空には、トナカイさんがひくソリの中に、猫サンタが…♪」なんちて。
う〜ん…メルヒェン☆
きっときっと…、各10分くらいもらえたら、10枚くらいは楽勝で描ける! と思いました(^0^

そして…解釈についての講義が。
1枚目は表面的自己像、2枚目はより深層の自己像…、そして3枚目はなりたい自己願望を現しているそうです。
各部の象徴するものや、空間配置の解説は以下のとおりです。

地面:生活環境・社会的環境への心理的態度
   親子関係など身近な人との関係、よってたつ基盤

根 :生命力、原始的・本能エネルギー、地面との関係

幹 :本来持つ基本的性格・生命力、自我構造、自我の健康さが現れる

枝 :情緒や知性の発達度や成熟度や状態
   「環境にのばされた手」

葉 :気分や感情の動き、自己表現のあり方、他人との情緒的関わり

樹冠:周囲との関わり方、人で言えば頭部、空想性、創造性
   頭でっかち・ヘルメット様・貧弱・とげとげ など

花 :実を結ぶ前の状態、装飾的なところから自己顕示、期待
   うつろいやすさ、自己陶酔、刹那主義

070526space実 :結果への期待・重視、現実主義、
   成功願望

その他:切り株、幹の傷、折れた木、枯れ木

付加物:太陽、虫、小鳥、小動物

全体のバランスや位置 :右図参照

描画法の解釈はとてもむずかしいので、ほとんど解釈はできないのですが…(汗)
とりあえず「幹」のことを。
A4の紙に木を描くと、幹の太さは標準で指2本くらいになるそうです。
3つの絵のうち、2枚目のやしの木が標準サイズで、1枚目と3枚目はちょりっと太めかな?
幹の太さは「自我の強さ」を現し、いい意味でいえば自分の判断基準があり流されにくく、悪く言えば人の意見を受け入れにくく、頑固であるらしい(^^;;
表面的なあたし…、そしてなりたいあたしは頑固かな? 当たってる?(汗)

そして2枚目の木は、幹の位置が左によってますねぇ。
深層の自己像は、そんなに自我も強くなくて、しかも内向的なあたし…。
きっと世間の荒波にもまれて、頑固にならざるをえなかったのでは?(^0^ぷ

あとは、太陽や動物などの「付加物」に関する説明が時間の都合であまりなかったので、これからもいろいろと調べてたりしながら、楽しく心理学も勉強していきたいなぁ(^^



メモ:バウムテストの解釈を説明 site: やってみよう心理検査—④バウムテスト—
   バウムテストのぷち解釈を体験できるsite: ハートウォーミング: 自己チェック
   フロイトの理論を簡略に説明 site: 仔猫の遊び場: フロイトの精神分析学−局所論と構造論
   エリクソンの発達過程についての記述 site: 風花の部屋: 発達段階説

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