カテゴリー「にゃんこzastugakuノート1+04/01-」の記事

2007.12.11

古代エジプト美術から見る猫崇拝

071211bastet_ushiko放送大学面接科目「芸術の理論と歴史」を受講するために、週に1回、全部で5回神奈川学習センターに通学しましたぁ。
単位取得には、80%以上の出席と、美学に関するレポート提出が必須。
どーせレポートかくなら、やっぱりネコでしょーねこぉぉぉ☆

にゃんこの芸術で学問ぽく語れるのって‥、う〜んと‥、バステト像とか?
そんなわけでテーマは「古代エジプト美術から見る猫崇拝」に決定☆
せっかくいろいろと調べたので、メモかわりにここにもかいておこっと☆

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2007.10.07

ひなたぼっこでビタミンD☆ニャン体の神秘!

071007vitamin

うしこお嬢様が、ひなたでせっせとビタミンDを作っています。
ちなみに左の赤いぽんぽりは、ねこのしっぽこと「キャットテール」。

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2006.11.11

秘湯・黒薙温泉と、猫又山

sakasaushi-thumb.jpg黒部峡谷鉄道『猫又』駅」のつづきです☆sakasaushi-thumb.jpg

欅平駅からトロッコ電車に乗り、黒薙駅で途中下車。
廃線になったトロッコのトンネルをぬける近道があるらしいけど、駅員さんは「温泉はこっちだよ〜」って山に向かうケモノ道をさす。
はぁはぁはぁ…。息をきらして山を登っていくと、眼下にはトロッコ電車の線路が見下ろせて、絶景だったり〜♪
20分ほど歩くと、ごおごおと流れる川の横に、ぽつんと木造平屋の昔ながらの建物が…。

秘湯・黒薙温泉に到着だぁ〜〜!!!(ぜぇ、ぜぇ…)

早朝のトロッコ電車の中でおにぎにを食べたきりで、はらぺこりんなので、まずは腹ごしらえだぁー☆
牛丼(700円)を注文。黒部牛かぴら?(謎)
河原を見下しながら、素朴な小屋の中でひと休み…。
あ〜、きょうはすっごい歩いて、つかれたにゃ〜。
ふとまわりを見ると、「桃源郷へのいざない」なんて小冊子が…。

ごはんを待っている間にぺらぺらめくってみると、黒部の土地にまつわる様々な民話が記載されていて興味深い。
その中に「猫又山」の記載もあって、ガイドブックや車内放送のカンタンな「猫又」の由来とはまたちがう解釈で、ちょっぴり感動してみたり☆

061111nekomata

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「猫又山」 桃源郷へのいざない〜宇奈月町の民話と民具〜より

 むかし、富士山の「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」がまつってある「富士権現」に、猫又という年老いた猫が仕えていた。この猫又は、神様のお使いとされていた。源頼朝が富士の巻狩り(狩場を四方から取り巻き、獣を追いつめてとらえること)としたときのこと、多くのけものと一しょにかり出され、逃げ場を失った猫又は、軍兵を食い殺した。
 富士権現は大へん腹を立てられ、
 「血に汚れたおまえのようなやつは、この地におくことはできぬ。」と言われた。猫又は富士山から追放された。
 猫又は、全国各地をまわりまわって、最後に、黒部の奥山にやってきた。そのとき、空には南から北へかけてまっ赤な雲が流れていた。
 「これはただ事ではない。不吉の前兆だ。」
 村人はおそれおののいた。
——猫又が、この谷に住みついた。——山に入ったものが昨日も一人、今日も一人と食い殺された。山に入る人がいなくなった。
 ある日、村人が集まった。
 「なんとかして、あの人食い猫を退治しなくてはならん。お上にお願いすることにしょう。」衆議一決して、村人たちは代官所をたずねた。
 「このたび、奥山に九尺(約三メートル)ばかりある猫又が現れ、村人が食い殺されています。何とか退治して下され。」と懇願した。やがて、勢子(鳥やけものをかりたてる人夫)や狩人たち。大ぜいを出しての大猫狩りが始まった。
 谷を四方から囲いこみ、どっとばかりはさみ打ちにすると、猫又はむっくり起き上がった。背を丸め、両目を光らせ、爪をむき出し、うなり、怒り狂い、人々に襲いかかってきた。勢子、村人たちの命がけの戦いが続いた。けんめいにせめたてると、さすがの猫又も勝ち目がないとみたか、黒部川を渡り、谷を越え、村の山から姿を消した。
 このことがあってからは、村人はこの山を「猫又山」とよぶようになった。今も「猫の踊り場」と言うところがあって、月夜の晩には、たくさんの子猫が集まって来て、夜明けまで踊っているという。


引用はここまで。(漢字などの表記も、そのままです)
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ゆっくりお食事をしてから、500円の入湯料を支払い、女性専用の露天風呂へ。
源泉掛け流しの湯は、どんどん河原に落ちていき、湯けむりがあがって、外なのにほのかに暖かい。
紅葉を一面に見渡せる、ものすごい贅沢な空間に、入浴客はあたしだけ。

黒部の山並みを眺め、崖下に広がる川の流れを聞きながら、ゆっくりと露天風呂であたたまる。
どこかにあるはずの「猫の踊り場」で踊る子猫を…、そして猫又山に今でもいるかもしれない猫又に思いを馳せながら、ゆっくりと時間が流れていった…。

メモ:猫又伝説と猫の踊り場の記述があるsite: ヤマネコ山遊記:猫又伝説と猫の踊り場ヤマネコ山遊記:猫と縁のある山
黒部の猫又に関する文献:『山の伝説—日本アルプス篇』青木純二(丁未出版社、1930)、『黒部奥山史談』湯口康雄(桂書房、1992)

地名コレクションsite: 「猫」コレクション

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2006.09.13

子猫殺しと避妊手術

日本経済新聞夕刊に掲載された、作家の坂東眞砂子さんのコラム「子猫殺し」について、ネット上でもいろいろと議論がまきおこってますね。

坂東さんのコラムを、勝手にまとめさせていただくと

人は他の生き物に対して、避妊手術を行う権利などない。
私は自分の育ててきた猫の「生」の充実を選び、社会に対する責任として子殺しを選択した。

生命の倫理感や道徳的な観点から、いろいろな意見があると思います。
私は猫まんがをライフワークにしている、まんが家です。
そして、放送大学で、動物行動学、行動生態学を専攻している学生でもあります。
地域猫の行動研究をしている立場から

「ネコにとって、不妊手術を施されるのと、産んだ子を殺されることの、どちらが得か?」

という論点でかかせていただくことをご了承ください。

動物行動学の立場から見ると、
「生物は全て、自分の遺伝子を残す(=適応度をあげる)ために、いろいろな行動を選択して行っている。」
という考え方があります。
この考え方からは、ネコに不妊手術を施すことは、ネコは遺伝子を残せずに損してしまうことになります。

それでは、不妊手術を施さない方が、ネコにとって得なのでしょうか?

生まれた子猫をすぐに殺してしまうとなると、話は別だと思います。
ネコは「子を産む行為」そのものが目的ではなく、「子を産んで、自分の遺伝子を残す」ことが目的なので、せっかく子を産んでも、殺されてしまい、遺伝子を残せない親ネコは、まったく得をすることがありません。

不妊手術をして子供を産めないネコと、子を産んだのにもかかわらす子の命をたたれてしまうネコ。
遺伝子を残せないという点では「0(ゼロ)」で、それでは一緒なのではないか? と一見感じます。
しかし出産という行為は、命を削ってする行為(コストがかかる)なので、子を産む行為自体はー(マイナス)になるのではないでしょうか?。
そして、自分の遺伝子が引き継がれて、始めて適応度が+(プラス)になると私は考えます。

よって、

不妊手術を施し、遺伝子を残せないネコは、0(ゼロ)。
子猫を出産しても、遺伝子を残せないネコは、ー(マイナス)。

不妊手術をして、終生きちんとお世話してもらう方が、ネコにとって得なのではないかと、私は思います。

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2006.01.28

日本猫のお通りだい☆

横浜市西区役所生活衛生課の黒澤さんを講師におまねきしての「地域猫の歩み 人と猫の共存をめざして」というテーマの講演会に参加させていただきました♪

猫に関する法律や地域猫活動によって得られる成果や問題点など、ものすご〜く興味深い内容で、「地域猫」を考えていくには、いろいろな切り口があるんだなぁ〜…、なんてしみじみと思ってみたり♪
っていうか、お話うまいですぅ〜!!!
んもぉ1時間半、すいこまれるように、耳をかたむけてしまいましたっ☆
これからも地域猫活動には協力させていただきますので、よろしくお願いいたしますっ(^0^

そんないろいろな内容の中から、今回特に印象に残ったお話をめもめも。

イエネコの起源は、紀元前4000年頃のエジプトというのは猫の本を読めばわりとよく記述されているけど、日本での野良猫の起源とは?
以下は黒澤さんからいただいた、レジュメの抜粋です。

800年頃
 平安時代には、貴族達が愛玩猫として唐(中国)から輸入することが流行しました。当時は貴重な輸入動物であったため、猫はつないだり部屋の中で飼育していました。

1602年
 江戸幕府が開く1年前「猫をつないで飼ってはいけない」とのお触れが京の都に出されました。戦乱の世が終わり平和へのアピールとネズミ退治することを意図したと言われています。ここからのら猫が始まったと考えます。

ええと…、たしか1600年は関ヶ原の戦いで、1603年が江戸幕府開府。
長い戦国時代がやっと終わったそんな時代から、日本猫たちは町を闊歩しだしたんだなぁ…。

平和の象徴でもある日本ののらにゃん。
のらにゃんを観てると思わず癒されてしまうのは、そんな歴史があるからかもしれにゃいにゃ〜ん(ふにゃ)

28matimusume

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2005.08.26

猫の不思議な世界〜その1

きょうは横浜西区役所、食品衛生課主催の「猫の不思議な世界〜その1 人と猫が共にくらすために〜」に出席しました♪

講師はテレビや新聞等でもご活躍中の、獣医師の井本史夫先生。

講義の主な内容は、以下にメモメモ。

猫はなぜゴロゴロとなくのか?

  • 快感と親しみをこめた、親しみの表現

  • 死ぬ前や、ライオンなどは崖に落ちながらゴロゴロいうことがある。

  • 極度の興奮(ネガティブ、ポジティブ)をさけようとする。

  • 咽頭の筋肉が、声門をリズミカルに開閉し、通りぬける空気流をふるわせることによって鳴らす。

  • 脳内のインパルス供給装置が活動

グルーミングの種類

  1. 欲求相

    • 動物の注意が必要とする。

    • 身体の表面部に向けられる。

  2. 完了相

    • なめる、かじる、ひっかく。

    • 欲求相のみのこともある。

グルーミングの手段

  • 口による(手、舌):首よりうしろの部分

  • 肢による 前肢:顔

  •      後肢:首、頭

  • 相互:手入れしにくいところ。5週〜4ヶ月がピーク

グルーミングの目的

  • 健康的な被毛の維持

  • 寄生虫、ノミ、ダニの除去

  • 体温の低下(暑いとき、なめて気化熱で)

  • 不安のやわらげ、転移行動

 ※ ちなみにネコアレルギーは、毛についたネコの唾液がアレルゲンになる。

   イヌアレルギーは、純粋に毛のアレルギー。

グルーミングに関連した問題行動

  1. グルーミングの欠如・喪失

    • 情動の動揺するようなストレス、病気

    • 多頭飼育、新入り

  2. 過剰なグルーミング

    • イライラ、退屈

    • 人との接触を求めて

猫は匂いをかぎ分ける達人

  • 匂いを手がかりに、相手を判断

  • 当然(ネコの)性別はわかる

  • マーキングは情報伝達手段

  • 排泄物を、しっかりかくすのも

  • 嗅覚細胞 猫6〜7000万>ヒト0.5〜2000万

 ※ 複数ネコを飼育する際には、トイレの数はネコ+1個が理想

   仔猫を新しく飼う時には、仔猫に前のネコの匂いをうつしておくとよい。

  「仲良しフェロモン」というものがあるが、全てのネコに有効ではない。

動物の社会的距離

  1. ホームレンジ/生活圏

    • 通常の行動に伴って、往来する地域

  2. なわばり/テリトリー

    • 侵入する同種動物を、積極的に排除する特定区域

  3. 社会的距離/ソーシャルディスタンス

    • 顔見知りの動物に攻撃されないか、そこに侵入することを許されない距離

  4. 個人的距離/パーソナルディスタンス

    • 身体の接触を含む、密接交渉を許容


その他にも、獣医師の先生というころで、グルーミングにまつわる病気、毛球症や肛門嚢の構造など、器官を図解してネコの症状と治療法などを教えていただきました〜☆

ネコの本はいろいろと買って読んでたけど、こうして講義を聞くのは初めてで、ものすご〜く勉強になりました!

横浜市西区では、ネコとヒトの共生をめざし、これからも猫の勉強会が開かれるそうです♪

いろいろと勉強させてもらって、地域猫のボランティアにも参加してみようかなぁ〜(ぐふ)

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2005.07.25

猫また焼酎

ただいま制作中の「映画は猫映」の小道具として、ずっと使いたかったお酒。

それは、猫映オーサカ支部(笑)のHさんからいただいた「猫また焼酎」。

ラベルの猫またのイラストもレトロ感あふれて、とってもステキ。

この小道具を使いたかったので、今の作品を制作中といっても、過言ではないかも(^^

25nekomata

我が家のうしこお嬢様の短いぴきぴきしっぽとちがって、猫またのしっぽは長くて、ふたつに別れていることが多い。

なんでにゃんこしっぽって、長かったり短かかったりするのかな?

イエネコの野生種はキジトラで長いしっぽのコだけど、人間と一緒に暮らすにゃんこは、いろんな種類のコがいますよね。

野生の環境では淘汰されやすいい、突然変異で出現した柄やしっぽを、人間が意図的に選択したために、いろんなばりえ〜しょんのにゃんこがいるらしいです♪

海外旅行して、よく感じたことは「しっぽが短いにゃんこ」が、とっても少ないこと。

しっぽを短くする遺伝子は、突然変異のしっぽを短くする(しっぽの骨の奇形)遺伝子が劣勢ホモにならない限り、表現型になりません。

(ただし、マンクスのしっぽがなくなる遺伝子は、ちがう遺伝子みたいです。)

とってもめずらしいハズなのに、日本のにゃんこは、なぜにしっぽが短いコが目につくのかぴら?

ネコと遺伝学」仁川 純一,2003によると、江戸時代に化け猫伝説がはやり、飼い猫が化け猫になるのを恐れて、人間がしっぽの短い猫を好んで選択して、増えていった…と記載されています。

たしかに、しなやかにうねる長いしっぽは、とってもミステリアスですものね。

話は変わって「猫ボトル収集家」なあたし。

猫ボトルのお酒はもったいなくて、とても開封することができません。

さかなさんも「猫また焼酎」をげっとされたご様子。

お飲みになりましたら、ぜひぜひどんな味だったか、お聞かせくださいませ〜(ぺこりん)

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2005.02.05

猫(マヤー)ユンタ

きょうは放送大学のスクーリング「南西諸島の歌と踊り」。
スクーリングの前に「沖縄への想い」という事前レポートがあったので、もちろん猫のことを書きました。

わたしの名前は「マヤ」ですが、とにかく猫が大好きです。
沖縄で猫のことを「マヤー」と呼ぶことを知った時には、運命を感じました。
生まれは東京、育ちは横浜なわたしですが、沖縄が第2の故郷のような気がして、仕方ありません。

そんなこともあり、今回の授業は、すっごーく楽しみにしていました〜♪

出席をとり、わたしが猫好きな「マヤ」だと判明すると先生は、
「あなたがマヤさんね。聞かせたい唄があるのよ〜」
とおっしゃり、八重山に伝わる「猫ユンタ(まやーゆんた)」を、聞かせてくださいました。


猫ユンタ  まやーゆんた maya-yunta  南風野英三/島袋 寛二/作久本 芳

01 うふだぎぬ (ハヤシ)サーユイサヌ(以下同じ)、
  すばなんか (ハヤシ)マタミャウミャウ ヨーホーカーラ ラヨティ(以下同じ)
050205maya_yunta02 ざらだきぬ、なかなんが
03 まやぬふぁーば、なしちぃき
04 いちぃぬふぁーば、なしちいき
05 ななぬふぁーば、なしちいき
06 いちいぬふぁーに、かんしぃびらり
07 ななぬふぁーに、かんしぃびらり
08 あまぬだしぃ、ぷしゃんどぅ
10 いちぃぬぐーば、まーりおーるけー
11 ななぬぐーば、みぐりょーるけー
12 うふたくふ、あたりょーり
13 みゅーとぅたくゆ、あたりょーり
14 うふしじゃに、みーしぃきらり
15 ばふちぃなし、ふんたばらり
16 いちぃぬふぁーぬ、くとぅうむい
17 ななぬふぁーぬ、くとぅうむい
18 まいぬんぼん、ぬどぅにうりぃぬ
19 いずぬしぃる、ぬどぅにうかるぬ

[大和言葉訳]
01 大岳の傍らに
02 座羅岳の中に
03 猫の子を生んでおき
04 5匹の子を生んでおき
05 7匹の子を生んでおき
06 5匹の子に(乳を)噛みすわれ
07 7匹の子に(乳を)噛みすわれ
08 あまりの出汁(だし)の欲しさに
10 五のグー(未詳、岸礁か)を回っていますうちに
11 七のグーを回っていますうちに
12 大蛸に[行き]あたりまして
13 夫婦蛸に[行き]あたりまして
14 大人間に見つけられ
15 藁綱でふん縛られ
16 5匹の子のことを思い
17 7匹の子のことを思い
18 米の飯も喉におりない
19 魚の汁も喉におりない

うわ〜ん!
猫ユンタがあるなんてじぇんじぇん知らなかったので、すっごい感激ですぅぅぅ〜(>▽<)

先生にコピーをいただいたので、出典はわからないのですが、09が抜けているのは何か意味があるのかもしれません。
この歌には、こんな解説がありました。

 この歌は各地で伝えられるマヤーユンタ系歌詞のひとつである。同系の歌詞の歌意は、山の麓に住む猫が子を生んだ。母猫は子猫に乳を吸われては、浜に降りて魚を得てまた乳をやるというふうにしていた。あるとき、浜に降りて漁をしてると、士族の青年に捕らえられ、石垣にまで連れてこられ、その家に上げられる。青年はさまざまに食事を与えるのだが、子猫たちのことを思うと食物ものどからおちてはいかない、というもの。この歌はその物語の前半部にあたる。 

ううう…、なんと悲しい歌ではありませんか(TT)
この歌は、身分制社会における士族層の横暴を歌ったものという説もあるそうです…。
ううう…、やっぱり悲しい〜(T△T)

でも三線を弾きつつ、歌ってみたいよぉぉぉ〜☆ 〈マタミャウミャウ〉

また、竹富島Q&Aのメニューページによると、マヤ=猫について、こんな記述がありました。

 『沖縄おもしろ事典』では、「鳴き声からついたと思われると述べ、沖縄の猫の鳴き声はミャウミャウである云々」と述べています。
 八重山民謡の「与那国のマヤーグヮ節」では、〈マウてぃばマウてぃばよ〉と歌っており、「マヤユンタ」では〈ミャウミャウ〉と歌っています。
 また、竹富島でも、子供を脅かすときなどに、ウリウリ、カーラ、グルマーウヌ、クンドー(それそれ、向こうから、猫が、来るぞ)と、爺さんや婆さんたちがいっていました。従って、マヤは、鳴き声に因むもので、本来は「マーウ」です。
 それから、組踊の「花売りの縁」に、インマユ(犬猫)という台詞があり、波照間島では、今でも「マーウ」といわれているようです。以上のことから、マーウ−マユ−マヤと転訛したと考えられます。
 蛇足ながら、中国語でも「マーウ」といいますが、それも猫の鳴き声からついたもののようです。(玉城憲文) 

うわ〜〜ん!! 聞いてみたいよおぉぉぉぉぉ〜!!!〈マウてぃばマウてぃばよ〉

もうこれは、沖縄へ行って、三線を買い、「猫ユンタ」の資料を集めてくるしかないですねっ(笑)
だ〜りん、つきあってえぇぇぇぇぇ〜〜!!

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2005.01.11

おひげがこげるち☆

050111whiskers

お仕事部屋にいると、うしこお嬢様は「DeLonghiオイルヒーター」の前のおざぶとんに鎮座しています。
あまりに至近距離なので、おひげの先がちりちりとこげています(--;;

あなたのネコがわかる本―飼い主のためのネコの動物行動学(1993、ブルース・フォーグル著、ダイヤモンド社)には、こんな記述がありました。

ネコは暑いのが大好きだ。私たちなら耐えられないと思うような温度でも、平気である。人間は肌の温度が44℃になると不快に感じるが、ネコは肌の温度が52℃になるまで暑いとは感じない。

昔に一緒に住んでいた、オス猫のゴロちゃんは暑いのが苦手だったので、個体差はあると思うけど、たしかにヒーターにあたってるうしこタンは、「使い捨てカイロ」くらいほかほかだったり…♪

ネコは、まわりの状況を察知するために、よく発達した触覚を使う。もっとも敏感に触覚を感知しているのはヒゲだ。ヒゲの先端は、体の幅以上にまで伸びていて、猫が、いろんな場所を歩きまわる時に役立っている。たとえば、狭い隙間をすり抜けるとき、ヒゲの先が触るかどうかで通れるか通れないかを判断する。体にある他の触覚感知器は、圧力や感触に敏感で、なでられたときに反応したり、足の下の状況を判断したりする。また、体のあらゆるところには、暖かさや冷たさに関する感知器がある。ネコが火や暖房機具の暖かさを好むのは、北アフリカの祖先からもらった感覚なのかもしれない。

そんなに敏感な感知器なおヒゲを、ちりちりと焦がして、なぜに平然としているのかぴら??

エジプトが起源といわれている「イエネコ」。
わたしたちヒトも「アフリカ単一起源説」が有力なので、にゃんこに親近感を感じてしまうのは、何か関係があるのかもしれないなぁ…。(なんちて)

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2004.09.07

ネコの寿命

9月5日(日)のニュース[社会]より

ペットとして飼われている国内の犬と猫の平均寿命がこの10年余で大幅に延び、犬は3歳以上長い11.9歳、猫はほぼ2倍の9.9歳になったことが5日、東京農工大と日本愛玩動物協会の全国調査で分かった。

 感染症を抑える薬やワクチンの普及に加え、自然食や栄養バランスを考えたペットフードの効果を指摘する声もある。犬の寿命は人間だと60歳を超え、本格的な“長寿社会”の到来にホスピスなど介護・福祉の充実を訴える声も出ている。

 調査は3回目。東京農工大大学院の林谷秀樹助教授(獣医公衆衛生学)らが、日本小動物獣医師会に所属する37都道府県の121動物病院で2002年8月―03年7月に死んだ犬約3200匹と、猫約1700匹の年や死因を調べた。犬の平均年齢は11.9歳で、1990―91年の第1回調査から3.3歳、94―95年の第2回調査から1.8歳延びた。猫は9.9歳で、第1回の5.1歳からほぼ倍増。第2回と比べても3.2歳延びた。〔共同通信〕

うしこお嬢様の年齢は、13〜4歳なので、人間年齢に換算すると70歳以上かな?
平均寿命も突破して、今でも毛はつやつやで、見たカンジはぴちぴちの若作りです♪

これからも、長寿記録を作るくらいに、長生きしてね! うっち〜(はあと)

07span_of_life.gif


レディーに年を聞くとは、失礼だち☆
           by うしこ

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